Vol.6 「菅井さんに突撃」2017年7月
今年、還暦を迎えられた菅井さんは教室の大先輩。
ロイさんが来日する前からカルカッタで学ばれていた貴重な経験を
教室や演奏会での素晴らしい演奏は勿論、
栗原(以下K):菅井さんがインド音楽、
菅井(以下S):当時は、
K:おーっ、そこから、もしや?
S:そう、シタールを買いに行ったんですよ。インドに。1979年の夏でした。
K:おおおっ、すごい行動力!!
S:ボンベイ(ムンバイ)、デリー、カルカッタ(コルカタ)
K:ハイ。
S:
K:大学卒業後、大学病院で働かれた後の1984年9月、
S:最初はIrfan
Khanさんというサロード奏者のもとで、
K:そこからより一層レッスンも熱が入り?
S:いや、ちょうどその頃、
僕自身もビザの更新の手続きであちこちに移動することになってし
K:あららら、これからという時に先生が去ってしまった。
S:まだですね。Irfanさんが、Hiren
Roy(ロイさんのお父さん。伝説的な楽器製作者)
K:そうだったのですね。当時はHiren
Royさんも工房にいらっしやったんですよね?
S:ただ者じゃない感じがして、発しているオーラが凄かった。
K:へえぇー。
S:初めて先生(ロイさん)
K:えええっ?何人も集まった仲間の中にロイさんもいて、
何か不思議な感じですね。
その時のロイさん、どんな反応でしたか?
S:喜んでくれてたと思う。
K:おおおっ。嬉しいですね。
S:
そんな時ジャワリ(註1)してもらいに工房に行くとHiren
Royさんが「息子が教えているよ」と。
註1:シタールの弦を支えるブリッジの部分を調整する作業。
K:おおっ、Hiren
Royさんが?
S:そう。それから悩んでいたんだけど、
〜続〜
編集途中記
菅井さんの大切な思い出、
7/16、7/29と素敵な演奏をたのしみにしております!
文責:栗原
崇